東日本大震災から学んだこと。
東日本大震災の際、すぐに欲しかったものは「正確な情報」でした。そのため、多くの人がラジオや防災行政無線から情報を入手していました。
災害が発生すると、携帯電話やスマートフォンでの情報収集は困難となります。停電になると電話やテレビも使えなくなり、ラジオや防災行政無線からの情報が重要となります。
しかし、停電になると多くのラジオは乾電池を電源として使用し、また、防災行政無線の多くは内蔵しているバッテリーで電源を賄うため、情報を流し続けることは不可能です。
情報は多くの人が聴き続けられることが望ましく、さらに危険はより多くの人に知らせる必要があります。
「防災用街角ラジオ ミーアキャット」
だからできること
災害で停電になっても作動し、
情報を拡声放送し続けます。
太陽光発電とバッテリー駆動による独立蓄電方式!
有事の際の緊急放送は人命を守る大切な情報です。
現在設置されている防災行政無線屋外拡声子局の多くは太陽光パネルを搭載しておらず、停電になると内蔵しているバッテリーのみで電力を賄うため、バッテリーを使い切ってしまえば放送することはできません。
「防災用街角ラジオ ミーアキャット」は、太陽光発電とバッテリー駆動による独立蓄電方式のため災害で停電になっても作動し、災害発生時から被災状況の確認、避難するための正確な情報、災害地域のライフラインに関する情報などを拡声放送し続けます。
緊急情報を迅速かつ確実に伝えることで素早い避難行動から減災効果が期待でき、多くの人々の「安心と安全」を支えることができる防災機器です。
FM放送受信型
戸別受信機・
防災ラジオ対応型
防災用街角ラジオ
ミーアキャットの特長
人々の安全を守る
FMラジオ放送や防災行政無線の電波が受信できる場所であれば緊急放送を受信し拡声放送することができ、すぐに避難行動を促せます。災害発生時の情報収集・伝達手段として役立ちます。
電源工事不要・電気代ゼロ円
太陽光発電とバッテリー駆動による独立蓄電方式を採用しています。昼間に太陽光で発電した電気を内蔵バッテリーに充電し、夜間や停電時の電力を補います。配線工事は不要で電源をとることができない場所でも設置できます。停電しても情報を流し続けることが可能です。
※冬期の日照時間が7時間以上ある場所へ設置してください。
ハンドマイク・スピーカー
制御箱内部にあるハンドマイクを利用して、拡声器として使用できます。ローカルエリアでの放送が可能です。
防災倉庫などに保管されているハンドマイクと比較すると、より広範囲に情報を伝えることができます。
USB充電端子
USB機器の充電に利用できます。
外部入力端子(AUX端子)
音楽プレイヤーなどの外部機器を接続することにより、音楽などを流すことが可能です。イベントや地域行事、避難所でのラジオ体操などにも活用できます。
バッテリー警報
バッテリー容量が減り電圧が11Vを切ると、制御箱基板部より警報音が鳴ります。バッテリーの容量不足や取替え時期の目安としていただけます。
防災用街角ラジオ
ミーアキャットのラインナップ
ご利用の環境により、
以下のタイプからお選びいただけます!
防災ラジオ対応型
ミーアキャット ミニ
ミーアキャット ミニ
地上高2mの小型タイプ
津波避難タワーや津波避難ビルなどの高所設置に最適です。
ミーアキャット
スタンダード
ミーアキャット
スタンダード
地上高3.5mの標準タイプ
防災行政無線の屋外拡声子局と比べると小型のため、比較的容易に設置できます。
ミーアキャット 60
ミーアキャット 60
耐風速60m/sec(最大瞬間風速)
防災行政無線の屋外拡声子局と同等の風速60m/secに耐えられる構造です。
(ミニ・スタンダードの耐風速は建築基準法による各地域の設計基準風速を想定)
受信感度アップ(当社比)
防災行政無線の専用アンテナ(ご支給品)を取り付けることにより受信状況を改善し、受信感度がアップします。
地上高7m(ポール全高)
ミーアキャット スタンダードの2倍の高さでより広範囲に放送を届けます。
ミーアキャット
ハンディ
ミーアキャット
ハンディ
バッテリーと商用電源を兼用した
ハイブリッドタイプ
電源はバッテリー(12V)と商用電源(100V)を兼用しているため、停電時や電源のない場所でも使用できます。
いつでも使用できる
災害時だけではなく、イベントや地域行事など様々な場面で使用できます。
防災倉庫や避難場所に保管しておくことで、防災訓練などにも活用できます。
便利な可搬型
設置工事は不要なためどこにでも設置でき、様々な場所へ持ち運んで使用できます。
かんたん組立
防災倉庫などへ保管しておき、災害時などに組立て使用します。
どなたでも簡単に組立できます。
「防災用街角ラジオ ミーアキャット」
製品概要
ミーアキャット
ミニ
ミーアキャット
スタンダード
ミーアキャット
60
ミーアキャット
ハンディ
ミーアキャット FM放送受信型
FM放送受信型
FM緊急地震速報・
緊急警報放送発令時に自動で拡声放送
通常待機時はFMラジオ放送をミュートで受信しており、FM放送局の緊急地震速報の報知音(チャイム音)や緊急警報放送の出力信号(ピロピロ音)を検出すると自動的にミュート状態を解除してFMラジオ放送を拡声放送します。
緊急地震速報は設定秒間(1~254秒)、緊急警報放送は終了信号を検出するまで拡声放送し続けます。
※待機時に設定している放送局がNHKと同様の警報音を使用している場合に限ります。
- A
-
チャンネル切替スイッチ
FMラジオ放送局の切替が可能です。放送局は6チャンネルまで設定できます。
- B
-
FM強制放送スイッチ
強制放送スイッチをONにすることで、強制的にFMラジオ放送を聴取することが可能です。
また、強制的にOFFにすることも可能です。
- C
-
機能試験スイッチ
簡易機能試験が容易に行えます。
- D
-
録音・放送用
インターフェース録音再生機器(別途)を入力・出力端子に接続することで安否情報などのラジオ放送を録音・再生することが可能です。
-
緊急信号接点
緊急地震速報、緊急警報放送受信時の外部接点を備えています。
緊急放送発令時に外部機器を作動させることに利用できます。
- E
-
LEDランプ
扉部のLEDランプの点滅速度で、FMラジオの受信状態が確認できます。
-
緊急信号接点
緊急地震速報、緊急警報放送受信時の外部接点を備えています。
緊急放送発令時に外部機器を作動させることに利用できます。
ミーアキャット
戸別受信機・防災ラジオ対応型
戸別受信機・防災ラジオ対応型
防災行政無線の戸別受信機や
防災ラジオを利用した拡声放送
防災行政無線の戸別受信機や防災ラジオ(ご支給品)を制御箱内に収納して使用します。
市町村役場に設置されている親局から災害情報や行政情報等を発信すると制御箱内に収納された戸別受信機や防災ラジオからの音声出力信号を検出し、自動的に拡声放送します。屋外で防災行政無線と同様の放送を継続して聴取することができます。
デジタル化後もご使用いただけます。
※制御箱内へ収納する戸別受信機・防災ラジオはアナログ方式・デジタル方式に対応した機器をご支給ください。
戸別受信機・
防災ラジオ収納スペース
戸別受信機・防災ラジオ
(ご支給品)
戸別受信機(参考)
防災ラジオ(参考)
音声出力端子または
外部スピーカー接続端子が
付いている機器であれば
メーカーを問わずご使用いただけます。
戸別受信機・防災ラジオの電圧は1.5V~9.6Vに対応しており、
戸別受信機・防災ラジオへも給電する仕組みです。
バッテリーは
リチウムイオンバッテリーを使用
約10年間はメンテナンスフリーでご利用が可能です。
※バッテリーは使用環境や使用頻度により性能や寿命が大きく変化します。
上記はあくまでも目安であり、バッテリーの寿命を保証するものではありません。
防災行政無線子局の補完に
防災行政無線の難聴地区や未整備地区を補完するものとしての設置が可能です。
AM・FMラジオ放送
AMラジオやFMラジオ(コミュニティFM含む)放送を聴取することが可能です。
(戸別受信機または防災ラジオにAM・FMラジオ機能が付いている製品に限ります)
防災製品等推奨品
内閣府・防災推進協議会に所属する一般社団法人防災安全協会の「防災製品等推奨品」に認定されました。
災害時に有効に活用でき、安全と認められる防災製品を推奨する制度です。
ミーアキャットの設置事例
防災行政無線の難聴地区や未整備地区を補完するものとして町内の平地へ10基(60)、常時観測火山である那須岳登山口駐車場のトイレへ1基(分割型)、那須岳山腹の避難小屋へ1基(分割型)を設置
那須町役場
栃木県